尿失禁は排尿がうまくコントロールできないときに起こります。
正常な排尿の流れは次のような感じです。
1.膀胱に尿がたまる
2.ある程度たまってくると尿意を感じる
3.尿意を感じても、一定時間がまんできる
4.排尿したい時に、自分の意思でスムーズに排尿できる
5.排尿が終わった時、残尿と残尿感がない
このシステムが円滑に進むためには、脳・脊髄神経が正常にはたらき、尿路と括約筋の連携がうまくとれ、膀胱や尿道の機能が正常に働く必要があります。
つまり尿失禁は、これらのシステムのどこかに問題があるときに起こるわけです。